説明
著者:西岡杏
新品度:⭐️⭐️⭐️⭐️
概要:
日本トップの時価総額と利益率を誇るキーエンス。
昔から「30代で家が建ち、40代で墓場が立つ」と、その激務が有名ではあるが、実態はベールに包まれたままでした。
ネットでも「とにかくキーエンスの社員は優秀」との情報が溢れ、ずっと興味を持っていたところ、本書を見つけ購入。
読んでみると、会社として付加価値を高めるための仕組みが浸透していると感じました。
参考になった仕組み;
- 毎日10分間営業のロープレをする
- 顧客訪問は週に3日、アポは5件以上
- レポートは商談から5分以内に書く(正確な記録をとるため)
- 顧客とのアポの後はその日のうちに上司と面談し、今後の方針を決める
- 営業情報をデータベースにまとめる専任がいる
- 顧客からの問い合わせがなくても月に3〜4回は電話かけ接点を維持する
- 勝ちパターンはみんなで共有する
- 有益な営業情報を共有した人には金一封が出る
- 商品化時の顧客ヒアリングの件数は20件以上
- シェアより顧客ごとの積み上げを大事にする
- 当日出荷を何より優先している
- 会社の業績をリアルタイムに感じられるよう、ボーナスは四半期ごと
- 1時間単位の粗利をKPIにしている
- 会議室の席順は部屋に入った順番
- 顧客にデモンストレーションをする回数もKPIにある
- 行動と成果の因果関係を常にモニターする
顧客を助けるために、最新の知識や技術学び習得して、最善のアクションをとる。
営業の基本ですが、これを組織として当たり前のようにこなしているところがすごいです。
全てをまねる事は難しいですが、営業に関わる人にぜひオススメしたい一冊😌
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