説明
著者:石川明
新品度:⭐️⭐️⭐️
概要:
仕事とは誰かの”不”(不安、不満、不便など)を解消すること。
会社員の強みは、会社のリソースを利用して世の中の不を解決できることです。
その中で必要なのが実行力。
本著では、組織内で物事を進めるための様々なノウハウが記されています。
参考になったノウハウ;
- 相手に信頼できないと思われている限り、正しいことを言っても受け入れてもらえない
- 人や組織を動かすには「この人に力を貸したい」と自発的に思ってもらえるかどうか
- 同僚に腹を立てても感情を抑え、目的合理性に徹する
- 経営会議など大きなプロジェクトのときは上司の立ち位置をはっきりさせる
- 自負心はあえて内に秘める
- 会社員は組織的な承認を得ながら進めている限り、失敗しても全責任を負うことはない
- 嫌な相手は”敵キャラ”と捉え、RPGのように余裕を持って進めていく
- パワー持たない人は正しいことをしても上手くいかない→組織ってそんなもん
- 量をこなすことで質はついてくる
- 本などの”形式知”をつけ、実践し”経験知”を養う→自分の価値が醸成される
- 他の人と同じことはするな!
- お客様の気持ちを理解するためには、自分がイキイキする必要がある
- 恩知らずの人には見返りを求めずただ距離をとれば良い
- 部下をマネジメントする前に、自分の機嫌をマネジメントせよ
- マネージャーは現場の仕事に手を出さず、サポートに徹すべし
- 企画とは目標を達成するための全てのプロセス
- どんなに優れた人でも権力を使えなければイノベーションを起こすことはできない
- 社内調整に困ったときは、部署間の”共通の利害”を探る
- どんな人でも、所属するチームに貢献できていると実感できればモチベーションは上がる
- 新規事業をやるときは、必ず撤退基準を設ける
管理職なら無意識にやってることですが、ここまで言語化されている本はなかなかありません。
組織で生きる上で必要な知識が盛りだくさんなので、管理職だけではなく若手のサラリーマンにもオススメしたい一冊です😌
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