説明
著者:佐渡あまね
新品度:⭐️⭐️⭐️⭐️
概要:
官僚的な組織に嫌気が差していたところ、この本を見つけました。
組織の言いなりでは、思考・行動できない人間になってしまう。
従来の統制管理型のモデルでは、これからの世界で太刀打ちできなくなってしまう。。。
本書ではそんな日本企業特有の古い考え方は無理ゲーであり、現実に向き合い正しくアップデートする必要性を説いています。
- 統制管理型のマネジメントでは、経験したことのないトラブルや新しいやり方を考えろと言われても考えることができない→現状を変えようと思っても、周りは一切興味を持たないし、むしろ煙たがられる
- 従来の働き方やルールを変えず、新たな発想を期待するのは無理ゲー→何かを変えたないなら自らファーストペンギンになる必要がある
- 新しいことにチャレンジするときは許可を求めず謝罪する(やってみて何か言われたら後で謝る)
- 叱責や否定の多い職場は、保守的かつネガティブになりやすい→肯定的な行動の積み重ねが大事
- 硬直的な上司に当たったら、対話する相手を他の有力者などに変えてみる
- ある程度の余白や裁量がないと良い発想も生まれにくい→大袈裟な成功体験を1年かけて生み出すより、小さな成果を1ヶ月で出す
- ミスを許さない文化とイノベーションは相性が悪い
- 視野を広げる越境業務を、当たり前のプロセスにしていく必要がある
- テキストコニュニケーションに慣れると、不要なやりとりが減る
- 煩雑な間接業務で本来の価値を創出する機会や集中力を奪うべきではない→辞めることを評価する制度も必要
- 変革のためには「めんどくさい」「やめたい」「理不尽だ」という心の声が大事
頑張っても無意味?そんなことはありません。
日々の違和感を大事にし、変革のためにファーストペンギンになり、小さな改善を繰り返していけば良い。
そんなシンプルな心がけの大事さを教えてくれる本です。
全ての社会人にオススメしたい一冊😌
レビュー
レビューはまだありません。