説明
著者:トマス・J・デロング
新品度:⭐️⭐️⭐️⭐️
概要:
『今日は昨日よりも良く、明日は今日よりも良く生きたい』
『仕事で結果を出したい』
『成功したい』
人間なら一度はこのように思うことが多いのではないでしょうか。
向上心のあることは悪いことではないですが、アグレッシブな故に持つ不安というものがあります。
不安は行動を妨げるので、それを取り払う必要が出てきます。
本書はそんな”ネガティブ思考の対処法”がテーマになっています。
Tips;
- 本来、自分自身の向かう所は地位や名誉といったステータスを超えたところにある
- 人は「愚かに見えること」を極度に恐る傾向がある→何かを変えるときは「カッコ悪くても、人に嫌われても望ましいことをする」というマインドセットが必須
- ポジティブな変化は放っておいても起こる訳ではない→自ら起こす気概が大事
- どんなに出世していても不安はあるもの
- アクションを起こすかどうかの判断に迷ったときは、それをしなかったときのデメリットを考えてみる
本書では世界のエリート達のエピソードを交えながら、ネガティブ思考の罠について論じています。
読んでいくと、
『どんなに優秀な人でも、何かにチャレンジするときの恐怖がある』
ということがわかります。
人間誰しも、「自分の良いイメージを崩したくない」という無意識のバイアスを持っていて、その傾向を理解した上でリスクをとる(命綱を外す)行動が大事だというのが著者の主張です。
組織が停滞しているときに、自身やメンバーの心の中で何が起きているか良くわかりました。
伸び悩んでいる社会人、部下を育てたいリーダーの方にオススメしたい一冊😌
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