説明
著者:清水大吾
新品度:⭐️⭐️⭐️⭐️
概要:
タイトルに惹かれ購入しました。
世界有数の投資銀行であるゴールドマンサックス(GS)に勤めていた著者が、成長至上主義と長期的なビジネスの間での葛藤がメインに書かれています。
難しい内容なのかなと思いましたが、そんな心配は無用。著者の取り組みがとてもわかりやすく書かれています。
Tips;
- ビジネスの固有の時間軸を無視して、短期的な収益しか見ないのはナンセンス
- 社会のためになることを儲かるようにしてみせる
※ただし、この順番を間違えてはならない - 上場企業は「他人のお金を預かってビジネスを展開している」ことを忘れてはならない
- 是々非々で物事が決まることが本当の意味での規律
- 価値観を共有できない顧客であれば失う覚悟を持て!
- 説明責任はステークホルダーとの信頼関係をつないでいくためにある
- 客観性を持っていると改革を進められる
- 新しい時代を切り開くのはいつも「よそ者、若者、バカ者」
- GSではシニアになるほどファーストペンギンになることを強いられる
- 理念だけでは世界は変わらないので、”経済”というバックボーンを活用せよ
- 株主は上場することの意義を覚悟を常に思い出させてくれる
どんなに素晴らしい会社に勤めていても、理想と現実で悩むことはあるんだなと本書は教えてくれました。
「志を持ってファーストペンギンになれば変化を起こせる」
そんな勇気を与えてくれる本です。
全てのサラリーマンにオススメしたい一冊😌
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